1月1日午後4時過ぎ、息子家族との会食も初詣もすませ、まったりとしようかという時に地震アラートが鳴り響き強い地震が。
揺れが収まりホッとしたのも束の間、また鳴り響くアラート。
初めはドンドンと縦揺れでした。その後通常より強い横揺れ、その揺れがだんだん大きくなり長い周期でグウ〜ラグウ〜ラといつまでも揺れました。
収まりきらないうちにまた次の地震が。
2階で壁につかまっていたので転ぶことはなかったのですが、気がついたら部屋には棚から落ちたものが散乱し・・・。
揺れは東西方向、うちは南北方向に棚があり本などがギッシリ詰まっているのですが、2階、3階は落ちたもので足の踏み場もない状態でした。
食器棚が悲惨で、沢山食器が割れてショックでした。
しかし、1階は仏壇の花も倒れずに被害はありませんでした。ほとんど家具がないために家具が倒れた事による被害もありませんでした。
神棚が落ちて神具がいくつか割れました。
これは置き直した後の写真です。これらの棚からは全て下に落ちました。扉のある棚は大丈夫でした。
ものが散乱している時には茫然自失状態で写真を撮る元気もありませんでした。
1階のクローゼットの中の壁を見てビックリしました。ビリビリに破れています。壁に亀裂が入ったのかと心配したのですが、業者さんに見てもらったら壁紙が破れただけだということで安心しました。また、エレベーターのドアが閉まる時に変な音がしていたのですが、これも業者さんに見てもらったら大丈夫だということで安心しました。あとは1階のお風呂の給湯器・・・壊れたようです。
知人達の実家が全壊したり傾いたりしたと聞くとこれくらいで済んで幸運だったと思います。
ところで猫達ですが。強い揺れが始まると寝室のベッドの上で寝ていた猫隊はものすごい勢いで飛び出して来て走り回り、どの部屋も揺れていると気がつくとまた寝室に飛び込んでベッドの下でうずくまっていました。炬燵の中でうずくまっている子もいました。茶太郎です。激しく揺れている時に宙を舞っている子がいました。ソファーの向こうに叩きつけられたようです。まりもです。まりもはよっぽど怖かったのでしょう、ベッドの下でうずくまっていて、なんと3日の夕方まで出て来ませんでした。2日の夜にはベッドの下に水とご飯を差し入れたのですが、3日の夕方までトイレに行った様子はありませんでした。4日の昼には大分平常に戻り、私と一緒にベランダに出て来ました。それからは余震のたびに怯えてベッドの下に潜り込みますが概ね平常に過ごしています。地震が収まって割と早く出て来たのがキラとミラと花梨。茶太郎は1日の夜まで炬燵の中で怯えていました。楓子もベッドの下で2日の夜まで出て来ませんでした。今日も強い余震がありました。まだまだ油断のならない毎日です。
地震発生から8日経ち、ニュースで能登の悲惨な様子をみるにつけ焦燥感が募ります。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。平時でも金沢から珠洲に行くには3時間近くかかります。道があちこちでズタズタになっているようです。幹線道路はそれでも通れるようですが、七尾市内でもちょっと脇道に入るとひび割れなどで車が通れないのだとか。1日も早い復旧を願って止みません。そして何より、強い余震がこれ以上ありませんように!!雪が降りませんように!!